イオンカードの入会キャンペーン

イオンカードの国内旅行傷害保険について紹介します。

イオンカードの国内旅行傷害保険

提携他社と非提携のプロパーカード、提携カード含め数多く存在するイオンカードですが、国内旅行傷害保険が付帯するカードは3枚しかありません

イオンSuicaカードKNTカード、イオンゴールドカードです。

いずれも年会費無料です。

イオンSuicaカードの国内旅行傷害保険

イオンSuicaカードは、株式会社イオン銀行と東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)との提携カードです。

イオンSuicaカードは、ビューカードの中ではType2(Type2マーク画像マークの有るカード)に分類され、東京海上日動火災保険株式会社を引受会社としたビューカード旅行傷害保険が適用されます。

当カードの国内旅行傷害保険は「カード利用付帯」となっていて、下表左側の利用内容を満たした場合、下表右側の怪我に対して補償されます。

なお、イオンSuicaカードは家族カードの発行ができませんので、被保険者は本会員のみとなります。

イオンSuicaカードの利用内容 左記利用に対応する補償内容
公共交通乗用具の乗車券のイオンSuicaカードによる購入 当該公共交通乗用具に乗客として搭乗中の事故による怪我
イオンSuicaカード会員による、ノークーポンシステムを利用しての宿泊施設の予約 当該宿泊施設(旅館・ホテル等)に宿泊中の火災・爆発事故による怪我
ノークーポンシステムによらず宿泊予約した宿泊施設の、チェックイン前のイオンSuicaカードによる前払い
宿泊を伴う募集型企画旅行(パック旅行商品)のイオンSuicaカードにる購入 当該募集型企画旅行参加中の事故による怪我

公共交通乗用具という耳慣れない言葉が出てきましたが、これは、「鉄道事業法、航空法、海上運送法等に基づきそれぞれの事業を行なう機関によって運行される電車、航空機、船舶等」を意味します。具体的にはJRや私鉄各社によって運行される電車、ANAやJALなどの航空会社によって運航される旅客機、大小様々な海運会社によって運航されるフェリーや高速船を指します。

また、ノークーポンシステムとは、楽天トラベルやじゃらん、一休.comなどの宿泊予約サイトでも利用されている「事前カード決済による予約システム」のことです。

さて、上記怪我に対する補償金額は以下のとおりです。

担保項目 補償する場合 左記利用に対応する補償内容
死亡 事故発生日から180日以内に死亡した時 1,000万円
後遺障害 事故発生日から180日以内に身体の一部を失い、または後遺障害が残った時 程度により30万円~1,000万円
入院保険金 事故発生日から180日以内に8日目以降も入院した時 日額3,000円
手術保険金 事故発生日から180日以内に8日目以降も入院し、かつ、怪我を治療するために手術を受けた時 種類により3万円~12万円
通院保険金 事故発生日から180日以内に8日目以降も通院した時 日額2,000円

KNTカードの国内旅行傷害保険

KNTカードは、株式会社イオン銀行と近畿日本ツーリスト株式会社との提携カードです。

トラベル系のクレジットカードということで、当カードにも国内旅行傷害保険が付帯します。

その付帯条件は、イオンSuicaカードと同様に「カード利用付帯」です。

しかし、保険項目は、死亡・後遺障害のみとなっており、安心を担保するには心許ない内容となっています。

家族カードを年会費無料で追加発行できますので、家族カード会員も被保険者になることができます。

担保項目 補償する場合 左記利用に対応する補償内容
死亡 事故発生日から180日以内に死亡した時 2,000万円
後遺障害 事故発生日から180日以内に身体の一部を失い、または後遺障害が残った時 程度により60万円~2,000万円
入院保険金 事故発生日から180日以内に8日目以降も入院した時 -
手術保険金 事故発生日から180日以内に8日目以降も入院し、かつ、怪我を治療するために手術を受けた時 -
通院保険金 事故発生日から180日以内に8日目以降も通院した時 -

イオンゴールドカードの国内旅行傷害保険

イオンゴールドカードの国内旅行傷害保険は、補償金額以外は、イオンSuicaカードと同様です。

重複を避け、補償金額のみを記します。

イオンゴールドカードは、家族カードを追加発行できますので、家族カード会員様も以下の補償内容が受けられる点がメリットですね。

担保項目 補償する場合 左記利用に対応する補償内容
死亡 事故発生日から180日以内に死亡した時 3,000万円
後遺障害 事故発生日から180日以内に身体の一部を失い、または後遺障害が残った時 程度により90万円~3,000万円
入院保険金 事故発生日から180日以内に8日目以降も入院した時 日額5,000円
手術保険金 事故発生日から180日以内に8日目以降も入院し、かつ、怪我を治療するために手術を受けた時 種類により5万円~20万円
通院保険金 事故発生日から180日以内に8日目以降も通院した時 日額3,000円

他の国内旅行傷害保険に加入している場合の保険金額の合算について

気になるのは、イオンSuicaカード/イオンゴールドカード以外にも、国内旅行傷害保険付帯のクレジットカードを持っていた場合や、任意で国内旅行傷害保険に加入していた場合ですね。

イオンSuicaカードを例に取り、ケースごとに考えてみましょう。

イオンSuicaカード以外に、他社発行の、国内旅行傷害保険付帯クレジットカードをお持ちの場合、死亡保険金・後遺障害保険金・入院保険金・手術保険金・通院保険金いずれについても、受取が可能な保険金額は、各カード付帯保険の合算額ではなく、各カード中最も高い保険金となります。

イオンSuicaカードからの支払い保険金は、

イオンSuicaカードからの支払い保険金=最も高い保険金額×(イオンSuicaカード保険金額/イオンSuicaカード保険金額+他社クレジットカード保険金額)

の計算式に則り、按分して支払われます。

次に、イオンSuicaカード以外に、ビューカード旅行傷害保険が適用される「ビュー・スイカ」カードやルミネカード、ビックカメラSuicaカードなどをお持ちの場合ですが、こちらは残念ながら、死亡保険金・後遺障害保険金・入院保険金・手術保険金・通院保険金いずれについても、各カードの合算額ではなく、1枚分のみの保険金額となります

最後に、別途、任意の保険契約に加入されている場合ですが、こちらは、イオンSuicaカードの保険金額としっかり合算されます。安心ですね。